チョモランマ北部、アタックキャンプまでの登山道整備が完了

2018-05-07 18:37 CRI

　2018年の登山シーズン到来に合わせる形で、チベット自治区内のチョモランマ北部・海抜8300メートルの地点に位置するアタックキャンプ（頂上直前の最終キャンプ地）までの登山道の整備と物資の輸送がほぼ完了しました。

　登山シーズンを控えて、山ではフィックスロープ（固定ロープ）を張ったり、登山者用の明確なルート表示を整えたりといった作業が行われます。フィックスロープとは、登山者の滑落を防ぐためのもので、登山者は身につけたハーネスとこのロープを、ユマールやカラビナといった器具を介して結びつけることで、安全に登山・下山ができるようになります。そのため、毎年の登山シーズンを前に、この登山道の整備が必要とされています。