第19回 震災を通した協力関係

2018-04-20 09:18  CRI

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 中日国交正常化45周年特別企画 「国交正常化45年の歩み―あの日、その時」。

 今年は中日国交正常化45周年です。この記念すべき年を迎えるに当たり、中国国際放送局は特別企画「国交正常化45年の歩み―あの日、その時」を毎週土曜日にお送りしています。今週は、四川大地震と東日本大震災という2つの震災を通して行われた中日間の協力関係についてご紹介します。お相手は周莉です。 

 今から9年前の2008年5月12日、中国の中西部に位置する四川省アバ・チベット族チャン族自治州汶川県で、マグニチュード8の大地震が発生し、およそ9万人の犠牲者が出ました。 地震発生後、日本の福田康夫首相は胡錦濤国家主席にお見舞いのメッセージを伝えるとともに、5億円分の支援を行うことを決定しました。また、東京消防庁のハイパーレスキューを含めた国際緊急援助隊救助チームと、医師や看護士で編成される国際緊急援助隊医療チームなども派遣してきました。さらに日本国内でも自発的な募金活動が自発的に行われていました。

 16日から21日までの5日間に、中国史上初めて迎えた国際緊急援助隊救援隊の第1号として、日本の救援隊救助隊は極めて悪い環境悪条件の中で働き活動を続け、ました。生命探測機器人命探査装置が反応しなくてもあきらめず、必死にがれきの中でを掘り続けていました。遺体で発見された方遺体をは丁寧に包み、隊員たちが整列して黙とうをささげました。そして、遺体が車で搬送される際には、敬礼で見送りました。中国では、日本の援助救助隊の奮闘ぶりを高く評価する報道が相次ぎ、昼夜を問わず救援救助活動にあたる日本救援隊の勤勉な姿や最新の装備、被災者の感謝の言葉などを紹介した写真付きの新華社の記事が、さまざまな様々なネットメディアに転載されましたで伝えられました。

 日本の日本救援隊救助隊の活動及びや黙祷の写真をめぐり、中国のネット掲示板では熱い議論が沸き起こりました。一部のネットユーザーは黙祷という宗教的なやり方が日本人のパフォーマンスではないかという批判的な意見もありましたがしていますが、大部分のネットユーザーは日本救援隊救助隊の活動を支持し、「日本のイメージが変わった」との意見声も少なくありません。「日本救援隊救助隊、本当にお疲れ様でした。」、「ありがとう!日本。」、「日本救援隊救助隊の奮闘ぶりを通して日本人に対する新たな認識ができた!」、「遺体で発見された方に対して日本救援隊救助隊が整列して黙祷を捧げたシーンに感動して涙が出た」、「歴史は忘れないが、未来志向の中日関係が重要」、「日本の友人に感謝するとともに、いつか日本が必要となったときは中国人も必ず恩返しに行く」、「中日両国はいつまでも友好関係でありますように!」、などといった書き込みが多数見られました。

 7月8日、北海道で開かれているた洞爺湖サミットのため日本を訪問した当時の胡錦濤主席は、日本の救援隊救助隊の代表に会い、「中国国民を代表して、日本政府と日本国民に心から感謝します。また、中国国民は永遠にこのことを心に刻み続けるでしょう」と述べました。

 あれから四川大地震の3年後が経ち、2011年3月11日に、東日本大震災が発生しました。地震及びやそれに伴って発生した津波などにより、日本は大きな被害を受けました。それを受けて胡錦濤主席は、日本の天皇にお見舞いの電報をメッセージを届け宛て、温家宝首相も菅直人首相に電報を送るとともに、必要な援助を提供する意思を表明しました。中国地震局は3月12日夜、人道援助を提供するため国際救援援助隊15人を13日朝に派遣すると発表しました。そして、13日午後、中国国際援助隊は生存者の捜索に必要な設備や救急医療物資など4トンの物資を携行し携え、羽田空港に到着しました。日本での救援任務活動を終えて帰国したのは、3月21日のことでした。

また、中国商務省は14日、毛布や、テント、手提げ式応急灯、水、仮設トイレ、スニーカーなどといった3000万元相当の援助物資の追加支援を決定し、さらに16日、中国政府は日本政府の要請に応じてガソリン軽油各それぞれ1万トンを日本政府に対して提供することを決定しました。一般市民の間でも支援の声は高まり、日本の被災地への義援金送付を呼び掛けていました。

 中国版ツイッターの日本大使館のアカウントにも、「命に国境はない」、「日本、頑張れ!福島、頑張れ!」 、「日本の復興を願っています」 などと、震災で亡くなった人への哀悼の声や、被災した人々を勇気づける声が寄せられました。

 このように、大きな自然災害を前に、中国と日本は歴史的な原因による隔たりを超えて、両国の積極的な民間交流を表面化しが行われ、震災を通したて協力関係を深めることができましたになりました。

中日国交正常化45周年記念特別番組「国交正常化45年の歩み―あの日その時」。今回は四川大地震と東日本大震災という震災を通した中日間の協力関係と国民のイメージ改善についてお届けしました。お相手は周莉でした。どうぞ次回もお楽しみに。

ラジオ番組
10月29日放送分
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