第23回平昌冬季五輪が閉幕

　25日夜、平昌で行われていた第23回冬季オリンピックの閉会式が行われました。

　国際オリンピック委員会（IOC）のトーマス・バッハ会長が閉会を宣言しました。中国からは、習近平主席の特別代表を務める国務院の劉延東副首相が出席しました。

　次回の開催都市である北京市の陳吉寧市長がオリンピックの旗を受け取り、そして北京市をPRする演出がおよそ８分間行われました。高速鉄道、モバイル決済、シェア自転車、ネットショッピングなどが披露され、また国家級の無形文化遺産に認定された四川省の人形劇からヒントを得た光のパンダ2頭がスケート靴を履いて会場に姿を現し、中国の伝統文化と現代の科学技術の融合を世界にアピールしました。そして、「2022年に北京で会いましょう」との習主席からのビデオメッセージが流れました。

　今大会のメダル獲得数は、金メダルはノルウェーとドイツがともに14個で最も多く、獲得総数はノルウェーが39個で、冬のオリンピック史上最多記録を更新しました。開催国の韓国はあわせて17個で6位、中国は金が1、銀が6、銅が2の合わせて9個で、14位となっています。

　次回の冬のオリンピックは、2022年、中国の北京市と張家口市などで行われます。（殷、森）