北京
PM2.577
23/19
「花の持つ生命力を形にして、どんな空間でも生き生きとした季節の息吹を感じさせる」、これがフラワーアートの醍醐味と言えるでしょう!このように小さく咲き誇る花々には奥深い日本の「美」が詰まっています。
今日の主人公は東京出身の小川亜希さん。北京に来て3年になりますが、今は中国の友人が開設したアート工房でアートディレクターとして活躍しています。工房は紫禁城にも近い胡同の中の一角にあるため、小川さんは仕事も生活もこの古き良き北京の町にすっかり溶け込んでいます。普段はフラワーアートのレッスンをメインにしながら、その他にも商品デザインや制作業など多岐にわたって活動しています。
実は、小川さんは以前、ジュエリーデザインの仕事もしていたため、そこで培った繊細さを生かして、いまはスクラップや落ち葉などを利用して、環境にも優しいアートを考案しました。身近の「いらない」ものをアートとしてよみがえらせるという小川さん。これも日本の美意識の表れなのかもしれません。そして、何より大切なのが楽しむいうこと。皆さんの作った作品からも十分、楽しさが伝わっていることでしょう!