北京
PM2.577
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このほど、米国が「中国の市場経済地位」の承認を拒否すると同時に、中国製品に対する反ダンピング調査で代替国制度を継続していることに対して、中国商務省の高峰報道官は7日、北京で行われた記者会見で、「これは、米国の国内法律の判断基準が国際法を凌駕している表れだ」と指摘しました。さらに「世界貿易機関(WTO)の規約は、各加盟国が順守する国際法律システムである。米の行動が、国際規則を無視するものにならないことを望んでいる」と強調しました。
なお、中国は欧州連合(EU)が中国製品の反ダンピング調査で代替国制度を実施したことについて、WTOの紛争解決メカニズムのもとでの交渉を求めました。高報道官によりますと、6日、WTOの紛争解決メカニズムは、中国がEUの反ダンピング代替国制度を訴えたことについて、聴取会を行ったということです。(朱 星)