「北京でも本格的なインド料理が食べられる」と北京で暮らす外国人、日本人を初め、中国人からも評判のインド料理屋が北京の胡同(路地)にある。
北京の中心部、鼓楼から歩いて20分ほどのところに位置する帽児胡同にそのインド料理屋「RAJ」はある。地元住民が多く暮らすその胡同には、ここ数年おしゃれで、話題性のあるレストランやバーなどが一気に増えた。
店内に入ると、香り高いスパイスの匂いが食欲をそそる。厨房手前のガラス張りの空間で「ナン」を焼くインド人シェフ、店内のテレビからはインド映画が流れており、一気にインドのムードに浸ってしまうことだろう。
30種類以上あるカレーの中でもシェフお薦めは「ぴり辛の羊肉カレー」「ほうれん草と白いチーズの入ったカレー」「ひよこ豆のカレー」。
カレーと一緒に食べたいのが、インド北部では主食として食べられる「ナン」(小麦粉で作られた、パンのようなもの)。「ナン」の種類も豊富で、シンプルな「プレーンナン」、ニンニク入りの「ニンニクナン」、バターがたっぷりしみ込んだ「バターナン」、珍しいところではフルーツをトッピングした「カシミールナン」などがある。
サイドメニューとして、ヨーグルトをベースにしたドレッシングで和えたきゅうりのサラダ、カリフラワー、ブロッコリー、赤ピーマンなど香辛料で味付けし、シンプルに焼いた温野菜サラダ・・・などもお薦め。
お店から3キロ以内までは、無料でおいしい、熱々のインド料理をデリバリーしてくれる。お店まで行くのは面倒、でも、どうしてもインド料理が食べたくなったら、デリバリーサービスを利用するのもいいだろう。
「RAJ」
北京東城区地安門外大街 帽児胡同38号 (電話)010-6401-1675
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