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宝石箱のようなお店「大象」
   2005-07-04 16:08:13    cri

 北京にある中央戯劇学院の周辺には、ここ数年でバーやカフェ、レストランなどおしゃれで若者を引きつけるお店が増えた。

 狭い胡同という場所柄にもかかわらず、中央戯劇学院の学生、留学生を初め、バックパッカーなど噂を聞きつけてやって来る。

 店の名前でもある「大象」(象)のイラストが書かれた扉、ビーズでできた暖簾をくぐると、4畳半ほどの店内には、お香の臭いが立ち込める中インド、ネパールの音楽が流れている。

 2004年にオープンした「大象」(「象」の意味)には、女性ならだれもが喜ぶような、インド製ネパール製の服を初め、中国少数民族の布を使ったバッグ、麻の靴、個性的なアクセサリーなどがお手ごろな価格で売っている。

 広告の仕事を辞めたオーナー自ら気に入った服、お客さんに是非手にとって欲しいと感じた物だけを店内に置いている。オーナーのセンスのよさが伺える、小さなお店なのだ。

 レディースだけでなく、メンズも少ないながらも置いてある。ネパール製のカラフルなメンズシャツ、一枚60元(日本円で780円)という安さ。その他、貝でできたネックレス30元(日本円で400円弱)、花柄の綿のシャツ、一枚80元(日本円で1040円)。

 夏になると一番売れるのが、レディースの麻のサンダル。品数もそれほど多くないのですぐに売れてしまい、お客さんから「次はいつ入る?」とよく聞かれるのだそう。

 毎週お店に出向き、新しい品物が入ったか偵察するだけでも楽しい「大象」。北京でおしゃれするのが楽しくなる、そんなお店なのだ。

「大象」

 北京市東城区交道口南Lougu Alley110号 (電話)010-6403-0490

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