ドイツから来た若者、28歳のフローダさんは、細身で背が高く、ハンサムな顔立ちのフローダさんはめがねをかけていて、言葉も仕草も優しくて、親しみやすいタイプです。フローダさんは仲間から中国式の名前、小フ、フさんと呼ばれます。
フさんの中国での仕事は、中国と海外の民間組織による貧困扶助や、環境保護、経済開発のための交流と協力を促すものです。中国の貧しい地域の社会と経済の発展に役立てばと考えているということです。具体的にはフさんは、プロジェクトの設置に提案を出し、海外組織との協力協議に参入する仕事をします。
中国との縁は高校時代の同級生で結ばれたのだそうです。
「それは非常に美しい中国系の女の子でした。お父さんお母さんがドイツに勤めていることから、私たちの学校に入って、知り合いました。彼女のおかげで中国という国に興味を持つようになりました」
この美しくて優雅な女の子によって、フさんは、含みがあり、奥深い東洋文化、とりわけ中国文化に憧れを持ちました。高校卒業後、フさんはお兄さんの助言でドイツケルン大学の東洋芸術学部に進みました。そして、4年前、フさんは北京に来て今の仕事に就きました。
「仕事にせよ、暮らしにせよ、私は中国と切っても切れない縁で結ばれています。幸いなことに、私は異なった角度からこの国を見ることができ、とても面白いものがあります」
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