また、北京の町を歩いていますと、あちらこちらにごみを捨て、痰を吐くのも余り見かけなくなり、人々は公共の場での礼儀作法に注意しています。さらには、コンサートやスポーツ大会では、観客が携帯電話の電源を切って、拍手し、喝采する人も多くなっています。
こうした現象は北京以外の都市でも見られます。北京放送記者はこのほど東部沿海浙江省の中心地・杭の杭州を訪れ、取材しました。空港を出てタクシーに乗ると、すぐ運転手さんの親切さが感じられました。
 
40を過ぎた運転手さん、金永新さんはタクシーを運転して20年になります。金さんのタクシーの中には、杭州市の地図や地元の新聞、ティッシュなどが常に備えられていて、お客さんの便宜を図るためだということです。金さんは「タクシーの運転手さんは、ただの運転手だけではなく、ほかの町から来た人々にとって杭州で会った初めての地元の人ですから、この町との初対面はいい印象かどうかは、タクシーの運転手さんに非常に関わります。ですから、私達タクシーの運転手はこの町の広報係じゃないかと思っています。」と話しました。
「お客さんは杭州に来て、飛行機または汽車から降りて、まず付き合うのはタクシーの運転手です。ですから、私たちのサービスがうまく行なっているかどうか、その町のエチケットの水準がうかがえるじゃないですか」
そのため、金さんは自らサービス基準を決めました。つまり、お客さんにまず歓迎の言葉をかけること、それに、お客さんの質問に必ず答えること、車を降りる時、必ずお別れの挨拶をすることです。礼儀正しいサービスを通して、お客さんに信頼感を持たせて、気持ちよく乗ってもらいたいとのことです。
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