胡さんは、すぐ動き始めました。彼は親戚や友達からお金8万元を借り、お茶を加工する設備を購入し、工場も建てました。お茶の品質を守るため、胡さんは村から8キロ離れて誰も住んでいない山の奥に工場を立て、妻と二人の子供と一緒に一生懸命働きました。一家の努力の結果、"大樹坳"をブランドにする野生甘茶を販売するまでに漕ぎ着けました。
胡さんの期待通りに、このお茶はすぐ評判になり、好評を得ました。多くの人々はわざわざ工場にやってきました。借金は全部返すことができました。中国茶の有名な専門家で、程良斌高級農業芸術師はこのお茶を薬理的に検定しました。検定したところ、「このお茶は体の免疫機能を高め、血糖値を減少する面で独特の効果を持っている。また、体内のほてりを除き、歯の痛みも治療できる。胡さんがこのようなお茶を開発できるのを見て、本当に嬉しい」と話してくれました。
実はこのお茶を開発することはそれほど容易ではありませんでした。最初に作ったお茶は葉っぱが赤く、それをコップに入れ、茶水も赤くて、見た目がそれほどきれいではありません。胡さんはほかの地域のお茶の工場に行って見学したり、またお茶を加工する書物を買ったりして独学しました。2年間の試行錯誤を経て、多くの難関を乗り越え、コツを掌握できました。彼の独特の手法で加工したお茶にお湯を入れても、お茶の緑色はちっとも変わりません。このお茶を口に含んでみると、甘くて美味しいです。
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