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「替天行道」(天に替って道を行う) 後編

2009-05-04 15:15:36     cri    

 

 燕青と扈三娘は梁山に到着し、すべてのことを宋江に教え、援助を求めました。宋江は文句なしに皆を連れて廬俊義を救い出しにいきました。一方、李故のおひねりをもらった役人たちは護送する途中、廬俊義をひそかに殺そうとしましたが、宋江たちがいいところに到着して、廬俊義を助けました。しかし、頑固な廬俊義は皆の忠告を耳を傾けず、李故の仇を討つため、宋江たちと別れを告げ、燕青をつれて大名府に向きました。しかし、思う通りに、大名府で待ち伏せしている役人につかまりました。そして、宋江たちは大名府を包囲して、廬俊義と燕青を救い出すチャンスを待ち続けました。このとき、関羽の末裔の関勝は朝廷の命令を受け、宋江たちを鎮圧しに来ましたが、「智多星」の呉用のわなにはまって、梁山に帰順しました。関勝を得た宋江たちは鬼に金棒で、官庁の役人と悪戦苦闘をして、やっと廬俊義と燕青を無事に救い出しました。

  

 

 

 「四海皆兄弟」のリハーサルの日、午前10時すぎ、私は中国劇曲学院の会場に着きました。会場はとてもにぎやかそうでした。こっそりと隅に座って、役者たちの様子をカメラに収めました。廬俊義役の魏積軍が姿を現したとたん、どこか違うような気がしました。あら、どうしてサングラスをかけたまま、舞台に……昼休みのとき、魏積軍にわけを聞いたら、「ちょっと働きすぎで、目が舞台の光にやられた」ということを知りました。

 「きちんと休めなければならないと言われましたが、安心に休めることができません」と、魏積軍は平然とした笑顔をしています。

 「できる限り、日本の観客に完璧な中国の伝統芸術を見せたいなあ」

 京劇はどうして「国粋」と呼ばれることになったか、ますます分かるようになりました。(楊)

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