・それぞれの役割
「外七」は庶民が入城し、起業する役割を担い、「皇城四」は文武の百官が宮廷に出入りする門道でした。ここで最も紹介したいのは「内九」。9つの城門はそれぞれの役割があり、欠かせない存在になっていました。
東直門 東北から運び込まれる木材を運びこむ門。
朝陽門 運河を通じて南方から運ばれた穀物を運び込む門。
崇文門 税関所在地。
正陽門 常に最高水準の城門とされ、皇帝が出入りに使う専用の門。
宣武門 死刑囚が菜市口という刑場に向かう門。
阜成門 北京の西に位置する石炭の産地・門頭溝から石炭を運び込む門。
西直門 北京の西にある玉泉山より、皇帝の水を運び込む門。
徳勝門 軍隊が戦争に赴く時、そして勝利し凱旋した時に使われた門。
安定門 北京の北に位置する糞場・地壇へ、城内に生活していた庶民の排泄物を運び出す門。
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