前回の「老北京胡同(フ―トン:細い路地)の物語」を取材してから、あっという間に2か月が過ぎました。立秋後の雲1つない北京の青空はグレー色の雲に覆われ、先週から雨が降りそうな日々が続いています。また、驚いたことに、今年は去年より10日も早く、18日に北京の延慶県仏爺頂で初雪が降り、気温は約零下2.5℃に達し、積雪量は45ミリメートルとなっていました。西北風がよく吹き厳しい寒さが続く北京の冬をどのように過ごすのでしょうか、北京にある大手電気店ではもう暖房設備の販売が始まりました。老北京胡同の住民によく使われている暖房設備と言えば、石炭の粉末を押し固めにした固体燃料で、底面から空気を通すため、縦に穴が10数個ほど穿けられている練炭でしょう。中国語では蜂窩煤(feng wo mei)と発音します。その特別な形からその名が付けられました。
練炭 |
それでは、今回の胡同の写真の旅へまいりましょう。
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