一方、天安門広場は2週間前と比べて、祝賀ムードがさらに高まりました。
まずは、天安門城楼前に整備された特設の観客席。真新しい赤いじゅうたんが青空によく映えます。私が通った時、ちょうどスタッフたちが配線などの検査をしていたようでした。
何よりも目立つのは、LEDの大画面がまた増えたこと。今年は「人民英雄記念碑」の両側に設置されました。それぞれ幅50メートル、高さ7.5メートル。今までは、祝祭日になると、大画面と同じサイズのスローガンが印刷された看板が掲げていました。LEDだといく通りのスローガンを順番に表示することも可能の上、映像も放映できます。デジタル化時代の賜物と言えましょう。
関係者の話では、LEDは祝祭日のみの設置で、普段は撤去されるということです。
国慶節までまだ日がありますが、天安門一帯は見物客がたいへん多く、にぎやかでした。家族連れの北京市民の姿も多かったです。長安街を通る人々の中から、時々「きれいね」と歓声が聞こえてきました。
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