前門の化粧直しからはや半年が過ぎました。前門は明時代の街並みを再現した商店街として、いまや北京観光で欠かせない人気スポットとなっています。
天安門広場から徒歩10分、地下鉄2号線の「前門駅」を出てすぐ、という具合に交通アクセスが簡単なほか、由緒ある老舗が軒を連ねることもその魅力です。その一つが、北京ダックの「全聚徳」本店です。
前門商店街を入って200メートル、左手に「全聚徳」の本店があります。そのホテルの入り口を思わせるような豪華な回転ドアをくぐると、ダックの焼ける香ばしいにおいが漂ってきました。
ドア横の壁には、「全聚徳要永遠保存下去(全聚徳は永遠に保存しなければならない)」と亡き毛沢東主席の字が飾られています。全聚徳の北京ダックを口にしたときの感動を、主席はこのような言葉にしたのでしょう。
お店の中は、いつものように国内外のお客さんが食事を楽しんでいます。(次へ)
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