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沖縄県企画部交通政策課物流推進班班長・玉城恒美さん

2011-09-07 20:17:18     cri    

■ホスピタリティーを持ってお迎えしたい

――中国からの観光客増加に対して、沖縄の人々はどのような姿勢で見ているのでしょうか?

 一時期、確かに心配の声もありました。沢山来るとどうなるかとか、声が大きいとかと言うこともありますけど、実際に、いま沖縄に来ていただいている方はそんなに声が大きいとか、わがままを言うとかということもなく、やっぱり非常に中国も発展して来てますので、落ち着いた形で沖縄を楽しみ、リゾートライブを楽しんでいると思います。

 沖縄の方も非常にホスピタリティーを持ってお迎えをするというマインドになってると思います。

――中国人観光客の増加に向け、沖縄県として、今後どのように受け入れ態勢を強化していこうと考えていますか。

 たくさん中国の方に来ていただきたいと思っておりますので、まずインフラ整備として、空港をさらに新しく大きく作り替えて行きたいと思います。それと看板表示には、現在、繁体字の中国語はありますが、それを簡体文字も含めて表示していくこと。また、ホテルや、ショッピング、レストランで中国語が話せるスタッフが必要なので、そういう人材の育成も県としては力を入れて行かなければいけないと思ってます。

 沖縄の若者はわりと中国に留学に行っています。中国との姉妹省県、姉妹都市関係は、沖縄県と福建省、福州市と那覇市、浦添市と泉州市などが結んでおりまして、交換留学生もあります。中国語が話せる若い人たちが沖縄にもたくさん増えてきていますし、逆に福建の方も沖縄に来て留学したり、沖縄で仕事している人たちもいるので、そういう人材も生かしながら、言葉の問題にできるだけ早めに対応できるようにしていきたいと思っています。

――沖縄観光の魅力は離島にあるとも言われていますが…

 これも非常に強いニーズがあります。沖縄の観光客のパターンとして、本土の方、日本人の方は7割がリピーターなんですね。600万人のうち7割は2回以上来ている人で、中には、5~6回来てる人たちもいっぱいいます。その人たちは最初は本島に行くんですが、2回目3回目からは離島に行くんですね。

 沖縄の離島で有人島が40ぐらいありますので、多分5回ぐらいリピートしても、全部回れませんし、島ごとに文化が違い、食べ物も違うので、そこも観光客の方々に楽しんでいただけると思います。

――玉城さんから見て、中国の観光客にとっての沖縄の魅力は?

 まず海ですね。コバルトブルーの海です。天気によって、日によって色も変わります。次は真っ白な砂浜。また、食べ物も中華料理の影響も受けていますし、日本本土の文化やほかのアジアの文化もミックスしています。ぜひその沖縄料理も中国の方に楽しんでいただきたいと思っています。

 それと、ショッピングです。日本最大のデューティーフリーショップが沖縄にあり、空港のすぐ傍にアウトレットモールもあります。色々な楽しみ方があります。

――最後に、沖縄の魅力を一言でPRしてください。

 青い空と白い砂浜、そして、コバルトブルーの海が広がっていますので、ぜひ多くの中国の方々に実際に来ていただいて、自分の目で見て楽しんでいただければと思います。 (聞き手:王小燕、整理協力:劉叡)


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