下関市の中尾友昭市長
――中尾市長は会議で自分が世界中で河豚料理免許を持っているたった一人の市長であるとおっしゃいましたが。
そうですね。今までいた会社は魚市場を管理・運営する会社でしたので、市長になるまでそこで35年間働きました。その時河豚の料理免許を取りました。下関は天然トラフグの取扱量日本一を誇って、河豚も下関市の「五馳走」の1つになりました。下関の海の味覚は河豚だけではありません。雲丹(ウニ)、鯨(クジラ)、鮟鱇(アンコウ)、烏賊(イカ)も下関自慢の特産品で、河豚と並んで「下関五馳走」と称されています。
――今回は中尾市長が初めての参加となりますが、大会への期待を寄せていただけませんでしょうか。
1つの都市が問題の解決方法を探している時、ほかの都市も同じ問題に直面しているかもしれません。特に同じ国の違う都市はほとんど同じような解決方法を取る可能性が大きいです。だから、各都市は常に情報を共有し、同じ問題と課題を互いに相談し、協力すれば、よりよい実効性の高い計画を作成できるではないかと思っています。また、一部分の問題と要求は、国の政府と関連機構が協力してくれなければ、1つの都市だけでは解決できません。10都市が一体となって努力し、政府を促せば、きっと巨大な力になれると信じています。それぞれの都市は自分の国で一番魅力的な都市になれると信じています。
世界中に河豚料理免許を持っているたった一人の中尾市長 |
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福岡市の靍川洋副市長
――今回はもう第4回の大会になりますが、前の3回と比べて、今回とどのような違いを感じましたか。
特に今回は「環黄海アクション」を通じて、10都市で提携ができたことは非常に素晴らしいと思います。10都市がこの総会を契機に、さらに経済発展を協力し合うように発展していきたいと考えています。
――福岡市は東アジア経済交流推進機構を通じて、今までどんなメリットを得ましたか。
福岡市も青島市、大連市と貿易についての交流を行っています。今後とも貿易以外に、観光などの面でさらに深めていきたいと思います。次の第5回総会は福岡で開催させていただくことになりました。福岡も青島と同じように海岸線のきれいな都市として、都市的な魅力もあるコンパクトな町ですので、ぜひ10都市の方に来ていただいて、活発な議論をしていただきたいと考えています。(取材:陳博)
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