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CRI WebRadio【つばめのス】Vol.39 近くなった中国と日本

2009-11-16 20:31:41     cri    
 10月末、中日の航空史において、記念すべき動きがありました。

 10月25日から、東京羽田空港と北京首都空港を結ぶ直行便が就航。中国国際航空、日本航空、全日本空輸の3社によって、従来の成田―北京便に加え、新たに毎日4本が増便されることになりました。

 この日、羽田発北京行き第1便に乗ってきた朝倉さんは、就航記念セレモニーの様子、新航路の便利さと交流推進の意義について、興奮冷めやらぬ声で語りました。

 いつもは3~4人の協力で作られていた【つばめのス】ですが、今回は"史上最少人数"の2人で進行します。スタジオの熱気はいつもと引けをとらないものの、二人とも早口だったため、聞きづらかったのではなどと反省しています…

















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 さて、今や中日両国の人的往来は年間延べ500万人の時代。これまでは日本人の訪中がメインでしたが、ここ数年は、多くの中国人が日本を訪問するようになりました。

 中国の新聞によりますと、2008年、訪日した中国人の数は100万人以上で、そのうち観光客が45万人。さらに日本の新聞によりますと、訪日した中国人観光客は1人あたり約30万円の買い物をしたということです。金融危機で大きなダメージを受けた日本の小売業界が中国人観光客に大きな期待を寄せているのは当然といえるでしょう。

 日本各地では、中国人観光客を誘致する取り組みが見られますが、朝倉さんはそのうち、最近取材した東京・歌舞伎町の動きを詳しく紹介しました。歌舞伎町と言いますと、中国人にとって、今まで、映画にも登場し、娯楽の場、そしてちょっと危険も潜んでいるというイメージのある町でした。しかし実際には、町全体が中国人観光客にやさしい町を目指して町作りをしている取り組みを進めています。具体的には中国版デビッドカード「銀聯カード」を各店舗で使えるようにしたり、飲食店に中国語のメニューを置いたりというものです。

 一方、つばめが注目しているのは、今年の年頭に放映された正月映画『非诚勿扰』(誠意なる婚活)の影響力です。北海道の道東でロケされたもので、この映画を見て「行ってみたい」と思った中国人も多くいたとか。また「日本人もユーモアの分かる国民なのだ」など、日本人に対するイメージが変わった人も多かったようです(写真左は『誠意なる婚活』に出た居酒屋のポスターと北海道の風景)。

 さらに、最近のベストセラーとなった日本関連のエッセー集『与鬼为邻』(となりは"おに"です)の影響も見逃せません。人気ブログの文章をまとめたこの本の著者・萨苏さんは、現在、日本在住の北京っ子。本職はアメリカ企業日本分社のコンピューター技師です。また奥さんは北京留学後、伊丹市で中国語教師をしている日本人女性です。仰々しい本のタイトルとは裏腹に、描かれているのはステレオタイプではなく、身近な生活体験を土台にした生き生きした日本社会と日本人像でした。

 より近くなり、より身近になった中国と日本。これはこの一年に感じた変化ではないでしょうか。果たして、中国人と日本人がそれぞれ相手を見る目に今、どのような変化が起きたのか、詳しくはどうぞ番組をお聞きください。

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