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中日合作映画『夢の壁』 監督と役者の皆さん

2009-03-14 21:52:56     cri    

★☆記者会見会場から ☆★

ーー中国語の挨拶、誰が一番上手?


















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     記者会見の席上、日本人の役者は競って中国語で挨拶しました。

   まずは、カンニングペーパーを出して、一生懸命読み上げましたが、最後の「角色」(役柄)の発音がどうしても意味が伝わらず、挙句、女性司会から「I don't know!」と冷たく言われてしまった風間さん(写真)。メディア席からの助け舟で何とか無事意味が伝わったようです。

    続いては、ゆっくりではありましたが、自力で自己紹介をこなした小林さん。「風間さんよりはずっと流暢な中国語だ」と司会者から。

    最後は、中国に来る前に「一ヶ月特訓した」という佐々木麻緒ちゃんの登場。さすが、子どもだけあって、発音も四声もしっかりしていて、ぱっと聞いた感じでは、中国の子供と聞き間違えるほどでした。場内、ひときわ大きな拍手が沸き起こりました。中国人少年役の丁楠くんとは、まだ自由に話ができず、一緒に遊べないと言いますが、今身につけている中国語について、「日本に帰った後も忘れないよう頑張りたいです。"我会加油的!"」と中国語で意気込みを見せていました。

ーー一番の願いは「ストーブ」

 クランクインは2月でした。今週から北京での撮影に入りましたが、これまでの1ヶ月間は、もっぱら甘粛省、銀川など北西部の奥地で撮影していたようです。

 「今、一番の願いは」と風間さんに何気なく質問すると、意外な答えが出てきました。

 「ストーブがほしい。現場が寒いので、早くストーブを買ってほしい」。

 そばにいる麻緒ちゃんも一緒にうなずきました。どうやらこの寒さはかなりのもののようです。これで現場への差し入れは決まり?


















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ーー「アイスを食べたくて、食べたくて…」

 いつもにこにこしていて、撮影現場のアイドルとなっている麻緒ちゃん。でもどうやら、ちょっぴりホームシックにかかったようです。そのわけは?

 「途中、全然帰りたくないと思いましたが、移動の時、荷物をつめたら、『ああ、日本、帰りたいな』と思いました。アイスが大好きなので、とにかく日本に帰ったら、アイスを大量に食べたい。食べたくて食べたくてしょうがない。でもいつ帰られるか、全然まだ分からないです(笑)」 寒い時も熱い時も暖かいものが体に良いと中国人は言いますが、麻緒ちゃんは寒くても、アイスを忘れられないようですね?!

ーー"おしん"が二人も出演

 かつてNHKのドラマで子供時代のおしんを演じた小林さん、最近は舞台版で大人のおしんを演じるようになりました。ところで、この舞台版で子供時代のおしんを演じているのが実は佐々木麻緒ちゃん。

 この『夢の壁』にはなんと、"おしん"が二人も出演しています。

  ちなみに、これまでにもお母さん役をたくさんこなしてきた小林さんは、「実生活で、本当は麻緒ちゃんぐらいの子がいてもおかしくないはずですが…連れて帰りたいですね(笑)」と本音がぽろり。

ーー手袋も生かしたファッションセンス

  記者会見では、風間トオルさんは背広に迷彩服のズボンに黒いブーツで登場。普通の人なら、どう考えても難しい組み合わせを巧みに着こなしていました。ネクタイもまったく同様。細長い黒い布切れを首にかけ、首の下でピンを使って留めてあり、おまけに、肩から斜めにワインレッドのビロードの細い布が掛けられていました。「実は手袋なんです」と端のナフキンのような部分を広げて、手をはめて見せました。

 さすが、ファッションモデル出身の風間トオルさん。


ーー焼餅屋の息子 "お姉ちゃん"、"こんにちは!"

 数ある役者の中で、誰よりも映画の出演を喜び、誰よりもありのままの自分を見せてくれたのは、少年役の要丁楠くん(8歳)に違いありません。

 本籍は河北省の涿州。現在は、焼餅の屋台に立つ両親と共に、河北省南和県の農村 に暮らす小学校2年生。学校に突然スカウトマンたちがやって来たのは去年年末のことでした。

 「何故、ぼくが選ばれたか、ぼくも良く分からなかった。クラスの子は皆、立ちあがっていた


















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のに、ぼくだけが座ったままだったからかもしれない」。

 春節休みで丁楠くんが祖父母のいる涿州に戻っていた時、両親のもとに「息子さんがスカウトされ、映画出演することになった」との連絡が入りました。

 「聞いたことのない話だ。また冗談を」と最初は信じられませんでしたが、それからまもなく、スタッフが丁楠くんを涿州まで迎えに行きました。

 「映画出演なんて、縁のない話でした。選ばれて嬉しい」。両親も祖父母も大喜びしたのもつかの間、家族の生活リズムが一転し、丁楠くん中心に変わりました。両親は交代で撮影に付き添い、祖父母も家事を手伝う毎日。焼餅の商売が2人でも十分忙しかっただけに、今はまさにてんてこ舞いの状態です。

 「クラスのみんなに、知らせていないままなんだ。教科書は持ち歩いているよ。学校に戻ったとき、勉強についていけるようにしたい」。

 撮影は4月まで続き、その後、学校に戻る予定。丁楠くんにとって、夢のような3ヶ月間になるに違いありません。1ヶ月あまりの撮影で、「おねえさん」、「こんにちは」などと日本語の単語も覚え始めた丁楠くん。映画を通して結ばれた日本との縁、大きくなってもずっと保ち続けてほしいですね。
 加油!
                                                                                                                                                            (王小燕)


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