北京は12月に入るとともに急激に気温が下がり、最低気温が連日氷点下5度以下を記録しています。
つい先日まで街路樹では紅葉や黄葉が楽しめたのですが、この急激な寒さとともに訪れた暴風で、それらの葉っぱも一気に散ってしまい、本格的な冬の到来が間近に迫っているのがよくわかります。
さて、そういった街路樹の中で私が一番色付きを楽しんでいたのが前々回のつぶやきでも触れた銀杏です。
自宅や職場の近くにたくさん生えているので、それだけでも黄葉が楽しみなのですが、地下鉄の看板には北京の素晴らしい銀杏並木を紹介するものもあり、せっかくなので北京の有名な銀杏並木を訪れて見ることにしました。
地下鉄の看板
場所は以前は国賓が利用していたホテル、釣魚台国賓館の東側で、長さおよそ500mに及ぶ銀杏が二列植えられています。この二列の銀杏は5mほどしか離れていないため、奥の方はアーチ状に見えます。
最初に訪れた10月29日の時点では、まだほとんど黄色くなっていませんでした。
それでも観光客が多いだけでなく、結婚を控えたカップルがウエディングドレスとタキシードに身を包みスチール写真の撮影をしたり、広告の撮影なのか、新品の自転車を数台並べてしきりにシャッターを切る人がいるなど、とても人気がある場所でした。
その1週間後の11月6日、近所の銀杏がより色づいたのを確認して再度訪れました。この秋は日によって寒暖の差が激しかったのが影響したのか、木々一本一本の色も異なり、まだまだ黄葉真っ盛りとは言えません。
1週間でこの変化
そしてまた一週間後に訪れたところ、かなり綺麗な銀杏が見れました。黄金色一色の銀杏は見られませんでしたが、それはまた来年見たいと思います。
今年の見納め。落ち葉もきれいですね
その日はギンナンもたくさん落ちていて、多くのライバルと競いあいながら20粒ほど持って帰りました。
未熟なためほとんど取れませんでした
黄葉を堪能した日の夜は、先日採取していたギンナンを調理し、日本酒片手に美味しく頂きました。 (小山)
最高のおつまみ!
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