ちょうど今年のお正月ごろに、大気中に含まれる汚染微粒物質PM2.5が北京の空を覆い、メディアでも大きく取り上げられました。それからというもの、すっかり大気汚染の汚名を着せられてしまった北京です。日本のお友達と連絡を取ると「大気汚染大丈夫？負けないで頑張って！」などと、応援？されたりしますが、実際、このところの北京の空気は一体どんな感じなのでしょうか？

青空に映える中国国際放送局の社屋

　この写真、まるで合成写真のように美しいですが、勿論加工なんてしていませんよ。

　つい、数日前の実際の青空です。

　毎日、こんな感じだったらとても嬉しいですが、さすがにそうはいきません。でも、毎日ひどい大気汚染というわけではなく、こうした美しい青空が見える日も結構あるんですよ。

　政府も、大気汚染解消に力を入れ始めました。直ぐに解決できる問題ではありませんが、発展途上ではどの国も通る道。

　青空が臨める日にはそれに感謝しつつ、一方で空気清浄機、マスクの準備も怠らないなど、地道な努力が必要です。（丹羽麻衣子 ）