第2部~北京の雨~
北京では連日、真夏日が続いています。
それだけなら日本と変わらない夏の風情ですが…。
来るんです、激しい夕立が。
井上陽水が歌ったように、まさに「空の水が全部落ちてる」感じです。
仕事帰り、夕立に遭い、ヒョウが頭を直撃したこともあります。
特に激しかったのは今月23日の夕立。
日本では「ゲリラ豪雨」と呼んだりして、私もニュースで取り上げたことがありますが、似てます。
午後4時すぎ、ふと窓の外をみると、あたりが真っ暗。
すると、雷鳴とともに大粒の雨と強風が襲ってきます。
まるで予想進路なしに突然発生した台風のようです。
局舎の玄関に出てみると、ものすごい水しぶき。局舎内にも雨水が入り込んでいます。
外は立ち往生する車、逃げ惑う人たち。周りがプールのようになっていきます。
机に戻り、ネットを開くと、すでに投稿者から各地の映像が流されていました。
濁流となった車道を走る車やバス、地下鉄の階段を滝のように流れる水。
午後9時ごろには収まりましたが、情報では行方不明者も出たとのこと。
帰宅途中、立ち往生した車や折れて散乱している街路樹を見ました。
さてさて、濡れない水難もあります。
我が家では妻がシャワーを浴びていたところ、突然、お湯が出なくなり、夫婦で右往左往。
実はこれ、北京のマンションの変わった事情によるものなんです。
今回、お伝えしたかったのですが、誠に申し訳ありません。
次回、北京のライフライン事情も含めて詳しくリポート致します。
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