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日本人スタッフのつぶやき52―中国の将棋はなぜ大きいか

2011-06-06 14:28:26     cri    

 昨日、団地の近くの公園を通りかかったら、木陰で何やら人だかりがしていました。何だろうと思って近づくと、おじいさん、おばあさんが楽しそうに麻雀をやっています。緑陰麻雀というわけですが、こんな風に外で麻雀をやるのは、中国では決して珍しいことではなく、団地の中庭でもよく見る光景です。

 また、実際にゲームをしている人より、見ている人の方が多いのも中国式です。周りでわいわい言いながら一緒に楽しんでいるのを見ていて、そうか!だから中国の麻雀パイはこんなに大きいのか!と思いました。日本のようなチマチマした牌では、こんな風に周りがワイワイ言う気分にはならないですよね。

 そう言えば、かねてから不思議だった、中国将棋の駒の大きさも納得です。中国では、将棋もよく外で指していますが、やはり2人きりということはほとんどありません。必ず何人も見物人がいて、あれこれ言いながら指しています。よくあれでうるさくないもんだ…と思いますが、将棋も中国では、2人で指すものではなく、みんなで一緒に楽しむもの。そういう意味では、麻雀も将棋も、ここではコミュニケーションツールの1つなのかもしれません。(大野清司)

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