そう笑われると思って誰にも話していないことがあります。
半月ほど前の夜10時頃だったと思います。団地の庭を歩いていたら、20cmぐらいの大きさの黒いものが、目の前の地面をはっていきました。ドブネズミ(こんな事書くと、年代が分かりますね)だったら嫌だなと一瞬ひるんだのですが、それにしては動きがのんびりしています。やがて、剪定して積んであった枝にたどりつくと、その間に止まってじっとうずくまっていました。
懐中電灯で照らしてみて、エッ?まさかあれが!と思ったのですが、確信がもてず、部屋に戻ってからネットで調べたらやはりそうでした。ハリネズミです。
ハリネズミは、日本にはいない動物なので、団地の庭で見たなんて言っても、誰も信用してくれなさそうですが、中国の北方はもともと生息地で、北京でも時々見られるのだそうです。
残念ながら、その時はカメラを持っていなかったので、写真に撮れませんでしたが、代わりに、ネットで見つけた「ちょっといい話」を。新彊の小学6年生の女の子が、家の畑で農薬を口に入れて弱っていたハリネズミを見つけました。家に連れ帰って介抱し、1年後に元気になったら自然に帰してあげたという話しです。
ところで、5月下旬から日本語部に新しい日本人スタッフが2名加わりました。それに伴い、この「日本人スタッフのつぶやき」も少しスタイルを変え、毎週2人ずつ順番につぶやいていきます。来週は、早速、新しく来た山下さん(♂)と高橋さん(♀)の登場です。ご期待ください。(大野清司)
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