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「交流事業は継続性がもっとも重要だ」――日本財団理事長・尾形武寿さん

2011-05-22 16:14:03     cri    


尾形武寿理事长

 日本知識クイズ大会の特別協賛にあたる日本財団の尾形武寿理事長にお話を伺いました。

――今回のクイズ大会に対する印象はいかがでしょうか。

 今回のクイズ大会は初期に比べると、非常に手入れが良くなっています。初期のころは皆さん、非常に緊張していたけれども、今の若者たちは慣れたためか、意識が変わったか分かりませんが、非常に楽しんでいるなという印象を受けました。

 それから、出題の中身が難しかった!昔と比べると、非常に難しくなりました。やっぱりどのような知識を持つかというよりも、試験でどうやって、いいものと悪いものを振り分けるかということに慣れているなという印象を受けました。

――日本に行かないと分からないような難問が結構あったにもかかわらず、うまく答えられましたね。それもまさに日中間の文化交流が盛んに行われ、皆さんが日本に行くチャンスが多くなったからだと思いますが。

 まさしくそのとおりだと思います。私が初めて北京に来た時は、直接に北京に来られなくて、上海経由で7、8時間かかったのではないでしょうか。それが、今は3時間足らずで、国内旅行とあまり変わらなくなりました。それから、ビザなしで短期滞在ができるようにもなった。往来がすごく自由になった。それも大きな原因のひとつではないでしょうか。

――今回の日本クイズ大会は東日本大震災の後で、日本財団が中国で携わる初めての日中間の文化交流事業ではないかと思いますが。

 本当に未曾有の大災害が発生しまして、日本中が大変な時期に直面しているわけです。被災地以外でも、いろいろなものを自粛しようという傾向にありました。もちろん私たちも出来るだけ慎んできましたけれども、あまり慎むのも、果たして本当にに正しいのかなと、私はちょっと疑問を感じております。震災に対する日本財団としての緊急支援策は第一優先でやらなくてはならないけれども、事業は事業として、やるべきことはやらなくてはならないということで、今回のクイズ大会にもわれわれは参加し、実行しているところです。

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