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東京画廊オーナー・田畑幸人さん

2011-05-05 15:28:38     cri    

現代アート、「21世紀はアジアの時代」
























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 このメーデー連休中に開催された、第6回アートフェア「芸術北京」に、世界の20近い国と地域から参加者が集まりました。日本からは、今回が2回目となる、東京・銀座の「東京画廊」などが出展しました。
 「東京画廊」のオーナー・田畑幸人さんは、20年以上にわたって中国の現代アートと関わりを持ち続けてきたパイオニアです。
 田畑さんは2002年、中国人アーティスト黄鋭さんと提携して、旧国営工場の廃棄された建物に画廊「BTAP」(北京東京アートプロジェクト)を開設しました。その界隈は今や「798芸術エリア」という名で、内外に知られる現���アートの集積地になっていますが、BTAPは、いわば「798」開発の先駆けとなりました。
 一方、今は北京を代表するアートフェア・「芸術北京」のディレクター・董夢陽さんとは、「中国初のアートフェア(1993年、中国芸術博覧会、広州)からの付き合い」だそうです。2006年、「芸術北京」が発足した時にも、「やるなら、国際的に通用するアートフェアをやらなくちゃ」とハッパをかけたそうです。

 今回の「芸術北京」が開催されたのは、東日本大地震からまだ1月半しか経っていない時期で、日本では震災とその一連の混乱がまだ続いています。こうした中、出展を決めた理由は何か。
 また、「BTAP」は、「東京画廊」の中国における実験的試みとして活動を開始して9年目になりました。この間、中国で起きた変化は田畑さんの目にどのように映っているのか、また、今後の中国の現代アートに寄せる期待などを聞いてみました。

——今回、大地震にもかかわらず、出展を決めた理由は?
 今回の地震は、日本の歴史の中においても最も大きい災害ですから、最初は出るか出ないかずいぶん考えたんですが、出ないで引き下がって日本にいるのも良いが、やっぱりこういう時だからこそ、日本は元気だと見せてみようかと思って出ました。

——今回の出展作品をどのように選びましたか。
 うちは中国のアーティストもやっていますが、今回は日本を見せたいと思って、20代から80歳まで、世代を超えて元気に活躍している日本人アーティストの画に絞りました。とりわけ、80歳のアーティスト(岡本信治郎さん)の元気のある画を中国の人たちに見てもらいたくて持ってきました。

——今のところ、手ごたえはどうですか?
 皆さん、結構よく見てくれてますね。興味をもって、値段を聞いた方も多かったです。もちろん、話がまとまれば嬉しいですが、まずは何よりも見てもらうということが大事です。

——ところで、「芸術北京」は、2006年に発足してから5年過ぎました。これまでの5年をどのように振り返りますか。
 中国のアート市場はちょっと波があるのでね。でも、頑張って段々良い形になっていると思いますよ。ただ、今、大きな流れが、香港のほうに皆行ってしまったようで、北京はちょっと苦戦しているようです。しかし、すごく頑張っているのが伝わりますし、今日も見て回ったけど、良いアートフェアでした。

——そもそも田畑さんが初めて中国に来るようになったきっかけは?
 私は、中国に最初に来たのは1989年の2月です。当時、中国で最初にいわゆる現代美術の展覧会があったんですよ。チャイナ・アバンギャルド(「中国現代芸術大展」)です。それを見に来たんです。そこですごく刺激を受けて、良いものもあったし、あまり面白くないのもたくさんあったけれども、でも、力をすごく感じて、それから中国をやってみようというので始めたのが、今こういう状態になりました(笑)。もう20何年になりますね。

——当時の展示会の数ある作品の中から、これから伸びていく何かを感じたのですか。
 もう、ダイヤモンドのように光っているアーティストが何人かいました。日本にもないし、韓国やほかのアジアにないものが中国にありました。その時は、だから、すごく興味を持って、それから日本でずっと中国のアートを紹介してきたんですけど、でも、なかなか日本で中国のアートを紹介しても、あまり理解してもらえなかったんです。

——その一番の理由は?
 やはり、現代美術というと、アメリカ、ヨーロッパに目が向いていて、アジアを見ようとしない。中国には5000年の歴史があるし、韓国も日本もすごい歴史があるのに、その歴史を、今の若者があまり見ようとしないんですよ。
 でも、これは時間の問題で、中国や日本、韓国の古いものをもう一度みな見て、それを振り返って見るような時代に、もうなっていくと思います。21世紀は確実にアジアの時代ですから、すごい力になると思います。

——そういうアジアの力をよそよりも早く、田端さんが先に感じ取ったわけですね。
 
そうですね。東京画廊は1970年からアジアのほうに目を向けて、アジアをやるようになっていました。そういう意味では、日本の現代美術の始まり、韓国および中国の現代美術の始まりは見ています。

——東京画廊の中国での拠点「BTAP」はもうすぐ10年になろうとしているようですね。
 そうですね。ちょうど今年で、9年目です。中国の場合、この10年ほどの間、たぶん中国の歴史の中でもこれほど大きく変化した時代はないと思います。今の国家予算やGDP規模を考えれば。良い面も悪い面も含まれていると思いますけど、やはり、中国のすごい力を感じますね。

——中国の成長に乗っかった形で、東京画廊のビジネスも一緒に成長できたんでしょうか。
 そこがアジアの中での難しいところですね。やはりどうしても戦争という問題があるじゃないですか。中国も韓国もどこかでそれを克服しないと、21世紀に大きく伸びていく時に問題になります。
 そのために、政府というよりも、民間のレベルで交流していく、話したり、一緒に食事していけば、皆、仲良くなれると思います。歴史問題も大事ですが、21世紀の今、民間が知り合って交流して、皆で考える時代がもうやってきたように思います。

——アートフェア「芸術北京」に寄せる期待は?
 アートフェアだけではなく、中国全体への期待になりますが、これから、中国は、確実にアジアの中で中心的な役割を果たしていきます。過去の戦争の問題があるけど、ぜひこれから、中国はアジアを引っ張っていってほしいと思っています。

(聞き手:王小燕、写真:佟同、陳博)

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