「私自身は現在、登龍門以外の外部の制作に携わって、中国における制作がどんなものか、ということについて学んでいるところです」。
吉岡真衣子さんは現在、登龍門の更なるステップアップのため、そしてご自身の視野をより多様な面へと開拓していくために、様々な試みを行っているようです。
「登龍門のメンバーは現在、個々でオーディションを受けたり、それぞれの演技を向上させるための修練に励みつつ、登龍門としての次回の活動の機会を探っています」。
吉岡真衣子さんはそう言って、日本で新たに作成し直した登龍門メンバーのPR資料を見せて下さいました。今年年始にはこれらの資料を手に中国の寧浩監督の映画クルーを訪ねたり、かつて姜文監督のクルーで助監督を務めた海賓氏を訪ねたりするなど、若き役者たちと中国の業界とのパイプをつなぐ為にも奔走しています。
「それから現在登龍門のメンバー全員で週に一回日本舞踊を習っているのですが、やはり中国で活躍するに当たって日本人として身に着けておいたほうが良いことや身に着けておくべきことを積極的に学んで、中国の芸能界の中で見せていけたら、と思っています」。
明瞭なビジョンを持ち、登龍門のメンバーの道行きを見守る吉岡真衣子さん。そして彼女と時に衝突し、時に一晩中役者論を語り明かすこともあるというメンバーの役者たち。
演出家の吉岡真衣子さんと役者の松浦新さん
そのメンバーの一人で、前回の「倩女幽魂」の舞台で主役を演じた松浦新さんは、この春で中国に来て1年半が経ったそうです。
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |