中国国務院の李克強首相は現地時間10日、ベルリンでドイツのメルケル首相とともに「第7回中独経済・技術協力フォーラム」に出席し、『開放の中で協力のゴールデン・シーズンを継続しよう』と題する演説を発表しました。
李首相は「対外開放は中国の基本的国策であり、国家の発展および民族の運命と深く関わっているため、我々はその実施を揺るぎなく行う所存である。中国の対外開放はより積極的且つ主体的で、深層まで至るハイレベルな開放であり、地域的には東部沿海から内陸・国境地帯に広がり、産業的には高水準の製造業を開放し、サービス業の開放を加速させ、輸入と輸出の均衡化に努めている。中国の対外開放は互恵・ウィンウィンを達成し、本国および世界に利益をもたらしている。我々はこの対外開放戦略を継続し、各国とともに開放かつ公平な世界市場を建築したい」と強調しました。
李首相はまた「中国は今年の経済成長率7.5%の目標を達成し、経済成長を合理的な範囲内に保つ条件と能力を備えている。比較的充分な就職率、国民収入の継続成長や品質・収益の向上が実現できれば、経済成長は7.5%の目標と多少異なっても影響はない」と述べました。
メルケル首相は「両国協力は目前の利益だけでなく、将来の発展も考えている。ドイツと中国が革新のパートナーシップを結び、発展させることは、双方の協力およびそれぞれの発展に新たな動力を注ぐことになる」と話しました。(怡康、林)
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