ITC・アメリカ国際貿易委員会は19日に中国から輸入するポリエステルに対し、反ダンピング関税の徴収を継続する再審理結果を出しました。

　ITCはこの日に全会一致でこの決議案を可決し、「中国から輸入するポリエステルはアメリカの関連産業に持続的かつ実質的な損害を与えている」としました。ポリエステルは寝袋、ベッドのマットレス、スキーウェアなどの充填材として使われています。

　大統領選挙を控え、アメリカの保護貿易主義が日増しに台頭しています。中国商務省はアメリカ政府に対し、保護貿易主義に反対するという約束を守り、自由、開放、公正な国際貿易環境を作り、より冷静なやり方で貿易摩擦を適切に処理するよう繰り返し求めています。（Yin　吉野）

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