世界貿易機関(WTO)が8日、報告を発表し、中国が提訴した中国産の輸入えび、中国製のダイヤモンドブレードに対する米国の反ダンピング課税は、不適当な措置だと判断しました。
商務省の沈丹陽報道官は8日、この裁決に歓迎の意を示した上で、WTOの裁決を尊重し、WTOの規則にそぐわないやり方を直ちに中止するよう米国に促すと共に、中国の輸出企業に公平に対応し、中米間の正常な貿易活動を維持するよう要請しました。
なお、WTOの専門家チームは、「米国が中国の輸入えびやダイヤモンドブレードに対して実施した反ダンピング調査で、『ゼロイング』 という計算法を取ったのは、『反ダンピング協定』に違反した行為で、WTOの規則にも背くものだ」と判断しました。 暮らし・経済へ
(FUYING、中原)
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