会議は「防衛能力宣言」を採択し、財政難の下に、予算を増やさず加盟国の間で防衛資源を共有させ、連携と分担によって軍備強化を行う「スマート防衛」構想を推進することで合意しました。
会議は2018年に完成する欧州ミサイル防衛システム(MD)の初期運用の開始を宣言し、「抑止・防衛態勢の見直し」文書を採択し、核兵器がある限り、核抑止力を確保しておかなければならないという方針を承認しました。
会議はまた、アフガニスタンに関する首脳宣言を採択し、2014年末に治安権限をアフガニスタンの治安部隊に移譲し、その後、NATOは訓練、助言と支援などを継続していくことを明確にしました。
シリア問題について、ラスムセンNATO事務総長は「介入する意図は全くない。国連とアラブ連盟のアナン共同特使の調停案は最善策である」と評価しました。(ジョウ) 国際・交流へ
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