北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が20日と21日の両日、シカゴで開催されていますが、アメリカのオバマ大統領は20日、アフガニスタンのカルザイ大統領と会談し、「今回首脳会議では、国際社会が長期的にアフガニスタンを支援していくことで合意するだろう。今後もNATOはアフガニスタンの安全と安定を支援し、アフガニスタンとの友情とパートナー関係を守っていく」との考えを示しました。
オバマ大統領はまた、「NATOはアフガニスタンからあわただしく撤退したりはしない。アフガニスタン問題におけるNATOの目的、戦略やスケジュールは変わらない。2014年以降も引き続きアフガニスタンに対する責任を負い、アフガニスタンとのパートナー関係を維持していく」と強調しました。
同じ日、NATOのラスムセン事務総長は首脳会議の開幕に先立って「フランスのオランド大統領がアフガニスタンに駐留するフランス軍の撤退期限の繰り上げを決定したとしても、フランスは引き続きアフガニスタンでその役割を果たしていくだろう」と述べました。(Katsu、中原)国際・交流へ
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