NATO・北大西洋条約機構の報道官は7日、アフガニスタンの首都カブールで、「2014年末に全国の治安防衛任務をアフガニスタン治安部隊に引き継いだ後も、NATO及びその同盟国はアフガニスタンから完全に撤退するわけではない」と述べました。
NATOのアフガニスタン駐在報道官はこの日、カブールで行われた記者会見で、「2014年末に治安防衛任務の引継ぎが完了した後も、NATOは引き続きアフガニスタンを支援し、治安部隊の訓練を行う。またNATOと国際治安支援部隊(ISAF)は一部の資金援助を提供する。これは国際社会の約束だ」と述べました。
国際治安支援部隊の報道官も、「アフガニスタンの盟友はこの国を見放したりしない」と述べました。
なお、アメリカのオバマ大統領は1日夜アフガニスタンを訪問し、カルザイ大統領と米国・アフガニスタン戦略パートナーシップ協定に調印しました。この協定は米軍が2014年以後も引き続きアフガニスタンに駐留するための道ならしだということです。計画に基づいて、NATOの国際治安支援部隊は7月からアフガニスタン治安部隊への任務引き継ぎを始めており、2014年末に完了する計画だということです。(玉華、中原)国際・交流へ
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