インドネシアのバリ島で開かれていたASEAN・東南アジア諸国連合の一連の首脳会議について、「東アジアサミットに参加した首脳全員が、南海の海上安全問題に言及した」と主張している人がいます。
これについて、中国代表団の報道官は19日、「一部の国の首脳が会議で、海上の協力と安全に言及した。そのうち、海上に関する情報伝達に力を入れることや、海賊の取締りを含めた協力を強化して、域内の繁栄と発展を促進したいという意見があった」と述べました。
また、東アジア・サミットで議論された主な問題とサミットの成果に関する質問にも答えました。
これによりますと、サミットでは、首脳がリードするという戦略フォーラムの特徴を堅持することや、金融、エネルギー、教育、公共衛生、災害管理といった5つの重要な分野での協力の継続で合意しました。また、多くの首脳は、食糧安全保障や情報伝達に注視すべきだとしています。さらに、成果として、「互恵関係の原則宣言」と「ASEAN・東南アジア諸国連合の情報伝達宣言」が採択されました。(朱丹陽 大野)国際・交流へ
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