イギリスやフランス、ドイツ、日本などの西側諸国の国民のアメリカに対するイメージは比較的良好なもので、これらの国々の国民のオバマ大統領への支持率はアメリカ国民のそれを上回っています。一方、イスラム世界におけるアメリカのイメージは悪くなっています。エジプトでは、アメリカに好感を持つ人の数は2009年の27%から今年の17%に下がりました。また、その他のイスラム諸国ではアメリカに好感を持つ者の比率は20%以下となっています。
ピューリサーチセンターの責任者コフート氏は「これらの数字はイスラム世界におけるオバマ政権への幻想が破られたことを物語っている。アフガニスタン戦争や反テロ戦争などアメリカの外交政策へのイスラム世界の支持率はきわめて低い。特に、パレスチナとイスラエル問題を取り扱うアメリカの外交政策の得点はもっとも低い」と述べました。
なお、この調査は4月7日から5月22日まで、世界の22の国の2万4000人を対象にして行ったものです。(翻訳:トウエンカ)
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