アメリカのオバマ大統領は15日夜ホワイトハウスで、メキシコ湾の原油流出事故について全国向けにテレビ講演を行い、「アメリカ政府は全力を上げて、原油流出事故による影響をなくすと共にこの事故から教訓を汲み取る」と述べました。
オバマ大統領はその際「流出した原油の回収とそれによる影響をなくすには数ヶ月、ないし数年の時間が必要だ。現在、アメリカ政府は主に3つの問題に直面している。つまり、流出した原油の回収、その影響を受けた地区の経済回復と再建及びエネルギー産業に対する監督と管理だ。そして、英BP社に対し汚染の被害者への賠償を求め、アメリカ鉱物資源管理部に原油採掘業界に対する監督と管理を強化することを命じる。事故発生の根本的原因は、アメリカの巨大な石油化学エネルギーの消費に対応していくため、原油採掘会社が利潤を上げるため安全を無視したことにある。このような事故の再発を防ぐためアメリカはクリーンエネルギーを大いに発展させ、エネルギーの算出と消費の方式の転換を速め、エネルギーの輸入に対する依頼性を下げていく」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
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