アメリカの政府関係者は17日、メキシコ湾での原油流出問題をめぐって、オバマ大統領が、原因を調べるための大統領調査委員会を設置することを決めたと明らかにしました。

　それによると、この委員会は、1979年に発生したスリーマイル島原子力発電所事故や1986年のスペースシャトル「チャレンジャー」爆発事故の後、設置された調査委員会と同様のもので、メンバーからは、現役の公務員や選挙によって選ばれた役人は除かれています。

　この委員会は、原油流出の原因や影響、採掘施設の安全管理、政府による監督などについて調査するということです。(鵬)