イランのアハマディネジャド大統領は17日、当日開幕した第60回国連総会の一般討論の中で、イラン核問題解決に関する新しい提案をしました。
大統領は討論の中で、イランが核兵器を広げないという一貫した立場を重ねて表明し、「相互信頼を築き、核計画の透明性を確保するため、イランは外国の会社がウラン濃縮計画に参与することを歓迎する」と述べました。
アハマディネジャド大統領また国連総会で専門委員会を設立し、世界の核軍縮について実行可能なシステムと戦略を提出するよう呼び掛けました。
その後の記者会見で、大統領はイランがほかのイスラム国家と核技術を分けるとの報道を否定し、「少数の強権国家の行き過ぎた要望に屈服しない」と重ねて強調しました。
|