イランのモタキ外相は、11日テヘランで記者会見を行い、「イランは、ウラン濃縮活動の停止をEU・欧州連合と引き続き交渉を行う前提条件とすることはありえない」と述べました。
モタキ外相は、「イランは、核エネルギーの平和利用の合法的権利を持ち、ウラン濃縮活動を停止することはありえない。イランは、ずっとIAEA・国際原子力機関と積極的に協力し、イランの核問題を国連安保理の審議に付するいかなる根拠もない。」と強調しました。
モタキ外相はまた、IAEAの枠組み内で、イランの核問題を解決することに賛同し、「イランのアフマディネジャド大統領は、ニューヨークに赴き国連総会に参加する機会を利用して関係方面に核問題解決の新たな提案を提出する」と述べました。
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