イランのアハマディネジャド大統領は14日午後、国連サミットの席上、「アメリカが、国連本部が自国あるという地位を乱用し、一部の国の高官による国連本部での会議参加を妨げている」と非難しました。
アハマディネジャド大統領は、その際「国連本部の所在国は、その他の国連加盟国以外の特権を享有してはならない」とした上で、あらゆる政府、民間機構、非政府機構などが国連本部所在国からの妨害を受けないようにするよう国連に呼びかけ、さらに、アメリカの一方的な外交政策を強く非難しました。
9月の始め、アメリカ側が入国ビザの発行を延期したり拒否したりしたことなどから、イランの議会議長、キューバ人民権力全国議会の議長はニューヨークの国連本部で開催された第2回世界議長大会に参加することができなかったものです。
|