イランの核交渉責任者を務める最高安全保障委員会のラリジャニ事務局長は2日テヘランで、IAEA・国際原子力機関はイラン核問題について新しく提出した報告書に、イランを非難する内容を盛り込んでいるが、イランは、IAEAとの協力を続けると表明しました。
ラリジャニ事務局長は、IAEAが提出した報告書には、法的、技術的に根拠のない指摘が入っており、それはアメリカの圧力によるものだとした上、それでもなお、イランはこれらの問題を解決するために、IAEAと引き続き協力するとの姿勢を表し、「核拡散防止条約(NPT)」において保障されている合法的権益を放棄するつもりはないと重ねて強調しました。
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