イラン外務省のアセフィスポークスマンは、20日、テヘランで行われた記者会見で、ウラン濃縮活動の再開について、イランはEU・欧州連合と踏み込んだ交渉をするつもりであると明らかにしました。
これについて、アセフィスポークスマンは、「イランがウラン転換活動を再開したことは、去年パリでEUと達した合意に違反しておらず、その活動を再び停止することはない」と述べた上で、「イランはEUとの交渉を継続するつもりで、中部都市アタンズ市のウラン濃縮施設及びその他の核施設再開などの問題について重点的に討議する」と強調しました。さらに、アセフィスポークスマンは、EUがイランの合法的権利を確保できる新しい提案を提出することを希望するとのイラン政府の考えを明らかにしました。
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