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2011年度卒業テストのまとめ

2012-10-18 14:38:28     cri    


























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 2011年4月~2012年4月までの卒業テストが終了しました。今日のこの時間は、成績発表と皆さんからの回答をまとめてみたいと思います。採点の基準ですが、筆記、作文、朗読、各100点です。そのうち、朗読はテキストの部分と、北京市民が書いた文章、それぞれ50点となっています。

 筆記、朗読、作文をそろって提出した方が増え、9人もいらっしゃいました。録音するだけでも、とても時間がかかると思います。番組でもリスナーの梯さんを取材しましたが、収録できるまでの準備時間は、少なくとも1ヶ月かかるとおっしゃっていました。さまざまな困難を乗り越える皆さんの姿を想像しながら、採点しました。

 そしてまだテキストを持っていない方もいらっしゃると思います。テキストの内容ですが、今年度の「北京ワクワク」は、テキストの内容は音声とともに、日本部のホームページに乗せています。メニューバーの「バイリンガル教室」をクリックすると「北京ワクワク」のページが下のほうに出てきます。是非利用して、今年度の卒業テストに生かしてください。

 では、詳しく見ていきましょう。

 まずは、筆記試験です。翻訳ですが、全体的に少し難しかったようで、間違いが多かったです。北京市民が書いた文章なので、テキストにない話し言葉が多く使われていたからだと思います。

 ① 正巧:「ちょうど」です。実は、「巧」が「ちょうど」の意味で、「正」は修飾語になっていて、ここでは「まさに」、「非常に」という意味で使われています。

 ② 套近乎:「套+近乎」という構成です。「ずっと前から知れあいであるように、なれなれしく近づく」という意味です。「ずうずうしい」というニュアンスが入っています。「套」は、ここでは「縄などで作った輪」の意味です。日常では、ずうずうしく近づく様子と過程を、さらに強調して「套」の後ろに「~始めている」と意味の「~起了」という助詞をつけます。テストではこの形が使われました。外国人にとっては確かに理解しにくい言葉です。

 ③ 滔滔不绝:だらだらとしゃべって、きりがない

 ④ 不耐烦:うるさがる 面倒がる

 ⑤ 抢着付费:われ先にお金を支払う、勘定する

 ⑥ 修一修:(軽い気持ちで歯を)修理してもらう

 ⑦ 爱闹别扭:「爱+闹别扭」という構成です。「爱」の翻訳を間違えています。「愛する」と翻訳になっていましたが、実はここでは「よく~する」にあたります。「爱」のもう一つの意味です。

 ⑧ 协调性差:名詞の「协调性」+「差」という構成です。ここの「差」は「差別、差がある」という意味に捉えた方が多かったのですが、実は、「よくない」の意味です。日常でよく口にします。

 ⑨ 点哪个好:「点」の意味を間違えています。多分「点菜、点歌」という言葉で使われたいたら、すぐ理解できたと思います。つまり、「点」一文字だけで「注文する」の意味になります。また、「哪个好」という形ですが、「疑問詞+好」です。動詞の後ろに来るという形でよく使われています。「~してよいか」にあたります。慣用句として覚えてよいです。

 朗読の部分です。全体的には素晴らしいです。問題点だけを注意します。では、早速聞いてみましょう。

 ① 山形県酒田市の時田満雄さんです。お姉さんのJIEが第三声で、第二になっていますね。気をつけましょう。

 ② 神奈川県小田原市の坂本宏和さんです。有気音のqと、そりした音のZHが、Jに聞こえました。この2つの音をしっかり覚えてください。

 ③ 静岡県焼津市の福井理恵子さんです。発音が綺麗ですね。

 ④ 同じ静岡県の六町市の下坂陽子さんです。DanfciのDangが、有気音になり、tangになっています。

 ⑤ 大阪府入尾市の松尾義臣さんです。「长本领」の「Zhang」が「Chang」になって、有気音になりました。「鼓起来」の「guqilai」の「gu」が「Ku」になって、これも有気音になりました。無気音と有気音が混ざっているようです。また、「质量zhiliang」の「zhi」が「ji」になりました。そり舌音を確認しましょう。

 ⑥ 山形県山形市の秋山栄吉さんです。そり下音の「zh」が「z」になって、数箇所ありました。それから、「真zhen」の四声が平らの第一声ですが、第四声になってしまいました。頑張ってください。

 ⑦ 岐阜県各務原市の稲積幸佐久さんです。そり舌音ができていないので、これらそり舌音のトレーニングに力を入れましょう。

 ⑧ 大阪府豊中市の鈴鹿政雄さんです。四声に気をつけましょう。YI、cai、zhiなどは第二声ですが、第四声になっています。これから、第二と四声に力を入れてください。

 ⑨ 高知県高知市の吉川泰寛さんです。判断を表す「shi」、「zhi」ですが、いずれもそり舌音ですが、「ji」になってしまいました。やはりそり舌音に力を入れましょう。

 2011年度の卒業テストのまとめはこれぐらいにします。今年度の卒業テストにも是非参加してください。たくさんの応募を期待しています。次回は16課を学習します。(朱丹陽 吉野綾子)

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