超越時空～タイムトラベル

　　ニイハオ！高橋恵子です。

　　国慶節の大型連休、夜行列車で長春経由吉林省集安へ行ってきました。

　　紀元前1世紀ころに興り7世紀半ばに滅亡した高句麗。

　　西暦3年頃その高句麗の都があったという集安。

　　北朝鮮との国境の街でもあり、鴨緑江を挟んで北朝鮮の工場が見える。

　　向こうから、こちらをどんな気持ちでみているんだろう。

　　集安には、山城や王、貴族の墓など高句麗の遺跡があちこちに残る。

　　2千年前の城壁後が何気なく街中にある。

　　当時は交流は無かったはずなのに、石で積まれたお墓はピラミッドのような形。

　　この古墳には日本の高松塚古墳と同じような、青竜、朱雀、白虎、玄武が描かれている。

　　寒くて乾燥している場所故、日本よりもきれいに壁画が残っていました。

　　辺境の地だからか、開発の波にさらされず遺跡が残っている。

　　そこを歩いていると、タイムスリップしたみたい。

　　2000年前、どんな人がどんな気持ちでここを歩いたのかな。

　　その時、ここに生まれていたら、私はどんな人生を歩いていただろうか。

　　色々な思いが頭をよぎる。

　　これだから、旅はやめられない。

　　気分、リフレッシュ！さぁ、また頑張って仕事しようっと。