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日本人スタッフのつぶやき81ー極東のパリを満喫

2011-09-15 09:28:14     cri    

極東のパリを満喫 ~ハルビンにて


ハルビンの中央通り入り口の洋館。1914年に郵便局として建てられたもの。

 前回に引き続き、旅の途中です。今回は中国東北地方。昨日まで黒竜江省ハルビン、今日からは遼寧省大連に来ています。

 ハルビンは去年の12月、極寒の漠河へ行った帰りに寄りました。あの時は12月でしたから、気温は零下20度。今回は23度で9月としては暖かい気候でした。お蔭で前回は寒くてあまりゆっくり見られなかった中央通りの洋風建築もじっくり見ることが出来ました。


ハルビンを代表する聖ソフィア教会

 ハルビンのシンボルとも言うべき建物が聖ソフィア寺院。今は、博物館として、かつてのハルビンの写真がたくさん飾ってあり、極東のパリと呼ばれた頃の華やかさを偲ぶことが出来ます。

 
今は博物館になっている教会の内部も趣があります。

 実は、私は1981年、初めて中国に取材に来た時、ハルビンにも来たことがあります。その頃は、まだ文革の傷跡が生々しく残っており、ハルビンの街は今のような華やかさは全く感じられませんでした。古びた洋館は放置され、旧いもの、外国に由来するものは徹底的に破壊されたため、以前はたくさんあったロシア正教の教会もほとんど残っていませんでした。唯一、この聖ソフィア寺院だけが物置として使われていましたが、今、きれいに修復された姿を見ると、この30年に大きく変わった中国が良く分かります。

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