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エンタメ・ハイライト(2013年12月1週目)

2013-12-06 20:09:51     cri    

 ● 名作『クレイジー・ストーン ~翡翠狂騒曲~』で日本でも知られる寧浩(ニン・ハオ)監督の最新作『無人区(No Man's Land)』が今週12月3日に封切られました。同時に、今年年末の映画商戦も幕開けとなりました。この作品は4年前にクランクインし2011年に完成しましたが、ついに今年審査に合格して一般公開を迎えました。新疆の砂漠地帯が舞台になっているため、中国式の「西部劇」と呼ばれ、これまでの寧浩(ニン・ハオ)作品とはひと味違うスリル満点のロードムービーに仕上がっています。主演は人気俳優の徐崢(シュー・ジェン)、ハリウッドのアクション大作『エクスペンダブルズ2』にも出演した女優の余男(ユー・ナン)と、人気コメディ役者の黄渤(ホァン・ボー)です。

 ● 中国で絶賛上映中の米SF大作『ゼロ・グラビティ(中国題:地心引力)』が、先週末、全世界での興行成績6億ドルの大台を突破しました。中でも中国での成績は5560万ドルで、最も作品がヒットした国になりました。来週、日本で公開されれば、その興行成績は7億元になると予測されています。この作品はアルフォンソ・キュアロン監督によるSF・ヒューマン・サスペンス映画で、今年8月に開催される第70回ヴェネツィア国際映画祭のオープニング作品にも選ばれました。また出演者はサンドラ・ブロックとジョージー・クルーニーの二人だけという異色の作品で、公開後は、演技・演出・脚本・映像美といったあらゆる面で好評を博しました。特に、サンドラ・ブロックの演技は高く評価され、来年の米アカデミー女優賞の有力候補とされています。

 ● 中国で話題沸騰中の家族系リアリティ番組・『爸爸去哪児(Where are we going?Dad)』、そのシーズン2の制作が決定しました。これは、男性スターとその子どもがコンビを組んでさまざまなミッションにチャレンジするというコンセプトで制作された番組です。湖南衛星テレビでヒット中の音楽系リアリティ番組とも、お茶の間でいい勝負になっています。放送日はまだ決まっていませんが、来年放送の浙江衛星テレビの『中国好声音(the voice of china)』シーズン3の強力なライバルになりそうです。

 ● 中国映画の巨匠・張芸謀(チャン・イーモウ)監督が計画出産政策違反で初めて謝罪の声明を発表しました。最近、張芸謀(チャン・イーモウ)監督が中国の国策である計画出産、つまり一人っ子政策に違反しているのではとネットが炎上していますが、沈黙を通していた張芸謀(チャン・イーモウ)監督は先日、妻・陳婷(チェン・ティン)の間に息子2人と娘1人をもうけていることを告白し、政策違反を認めたほか、今後は関連機関の調査や処罰を受ける意向も明らかにしました。

 ● 来年クランクインする予定の映画『グリーン・デスティニー(中国題:臥虎蔵龍)』の続編に、台湾の人気俳優、彭于晏(エディ・ポン)や日本でも活動を展開している人気女優のアンジェラベイビー(楊穎)が出演候補者にあがっているそうです。『グリーン・デスティニー(中国題:臥虎蔵龍)』は李安(アン・リー)監督の2000年の話題作で、続編はリー監督の代わりにアクション監督して知られる袁和平(ユエン・ウーピン)監督がメガホンを執ることになります。前作で主演を務めたマレーシア出身のアクション女優、楊紫瓊(ミシェール・ヨー)が続投するほか、香港のアクション・スター、甄子丹(ドニー・イェン)の起用も決定しています。若き主人公となる男女の出演者はまだ未定ですが、このほど監督はエディとアンジェラベイビーが選ばれる可能性を示唆したということです。

 ● 章子怡(チャン・ツィイー)、チャン・ドンゴン、張柏芝(セシリア・チャン)が豪華共演する映画『危険な関係(中国題:危険関係)』が来年1月10日(金)から日本で劇場公開されることが決定しました。これは韓国のホ・ジノ監督が手がけたもので、中国映画に抜擢された韓国人監督の映画としては史上最高の興行成績を記録した作品です。15億円の製作費をかけて作られた絢爛豪華なラブロマンス、日本ではどんな反応が起こるか楽しみです。

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