● 台湾版アカデミー賞と呼ばれる台湾金馬奨が今年で50周年を迎えるため、一連のアニバーサリー・イベントが予定されています。そんな中、50年間の中国語映画の名作で使われた小道具や人気スターの衣装などを中心とした展示会が先週末台湾で開催されました。中でも、女性恋愛小説家・瓊瑤(けいよう)直筆の脚本や、張曼玉(マギー・チャン)、舒淇(スー・チー)、劉徳華(アンディ・ラウ)、金城武、黎明(レオン・ライ)、章子怡(チャン・ツィイー)、梅艶芳(アニタ・ムイ)などのトップスターが着た衣装も登場するので、注目を集めています。
● 台湾金馬奨50周年記念イベントの一環として、今回審査委員長を務める台湾の巨匠・李安(アン・リー)監督による対談ショーが先週末台湾で行われました。当日は映画『ラスト・コーション(色・戒)』を中心に展開され、作品の上映も行われました。李安(アン・リー)監督は「映画作りには正解なんかありません。映画を通して観客に何かを伝えるのが本来の目的ではなく、皆さんが心の底でなんらかの共感を覚えていただければそれで充分です」と含みのある言葉で映画に関する思惑を語りました。
● 大ヒットドラマシリーズ『宮廷女官 若曦(ジャクギ)(原題:歩歩驚心)』の主演、呉奇隆(ニッキー・ウー)と劉詩詩(リウ・シーシー)が交際していることを発表し、中華圏を騒がせています。ドラマで共演して以来、熱愛が噂されていましたが、遂に先週ミニブログで2人そろって交際宣言をしたということです。一方、17歳の年齢差やニッキーが引きずってきた離婚の痛手など、交際に不安要素を挙げるネットユーザーも多いようです。
● 中華圏ではおめでたが連発中です。呉奇隆(ニッキー・ウー)と劉詩詩(リウ・シーシー)の交際宣言に続き、香港の俳優・劉愷威(ハウィック・ラウ)と大陸の人気女優、楊冪(ヤン・ミー)が、来年1月に結婚式を挙げると発表しました。この2人もドラマ共演をきっかけに2011年1月8日に交際宣言し、来年1月8日の交際宣言記念日に結婚式を挙げると発表しました。2人はこの発表に合わせてミニブログで婚約指輪の写真も公開しています。
● 先ほど、新譜をお送りしたS.H.EのHebeこと田馥甄(ティエン・フージェン)のソロ第3弾となるニューアルバムがいよいよ11月29日にリリースされます。このニューアルバムのために極寒のアイスランドで最新曲のMV撮影を行ったということです。撮影が行われたのはアイスランド最大のヴァトナヨークトル氷河。極寒の中、薄い衣装で耐えましたが、「体が氷の棒になったようだった」と過酷な撮影を語りました。MVのほかに撮影されたスチール写真はアルバムのジャケット写真に使われるそうです。
● 今年の中国映画の興行収入は11月までですでに昨年の年間総収入を上回ったことが分かりました。最終的には220億元(約3580億円)に届くかもしれないということです。低予算映画の異例の大ヒットが続いたことがその大きな要因となっていると分析され、映画市場の活況や潜在力を示す結果となっています。
● カーレーサーとしても活動している香港の人気俳優・郭富城(アーロン・クオック)は、ドイツの有名自動車メーカーのPR役として、マカオで開催された今年の最終レースに参加しましたが、カーブに差し掛かった際、前方を走っていた車に追突し観客をひやっとさせました。幸い大事に至らず、14位という結果でレースを終了しました。アーロンは「プロレーサーと一緒に走ったので、セミプロの僕としては上出来だった」と満足した様子でした。
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