中国映画の巨匠、張芸謀(チャン・イーモウ)監督の新作『帰来(仮:リターン)』が先月北京でクランクインし、出演者のラインナップも公開しました。主演に抜てきされたのは、中国のトップ女優・鞏俐(コン・リー)と実力派俳優の陳道明(チェン・ダオミン)です。数々の名作を生み出した名コンビ張芸謀(チャン・イーモウ)&鞏俐(コン・リー)が『王妃の紋章(原題:満城尽帯黄金甲)』以来7年ぶりに再びタッグを組むことで話題を呼んでいます。
この作品は、中国のオンラインビデオグループ、LeTVのLe Vision Picturesの下でチャン監督が企画したもので、映画『シュウシュウの季節』『花の生涯~梅蘭芳(メイ ラン ファン)~』の脚本を執筆した厳歌苓(ゲリン・ヤン)の小説を映像化することになっています。
今回の再タッグについて鞏俐(コン・リー)は「チャン監督の映画はどれも印象深い作品で、出演するたびにより強いインパクトを受ける。特に、今作での役がこなせたら、本当の意味でのいい役者になれるような気がする」と謙遜してみせました。鞏俐(コン・リー)は1987年の『紅いコーリャン』をはじめ、『紅夢』『秋菊(しゅうぎく)の物語』といった多くのチャン・イーモウ作品に出演してきましたが、息の合った二人が、今度はどのような作品を届けてくれるか楽しみです。(ミン・イヒョウ)
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