10月1日は中国の建国記念日(国慶節)です。1週間ほどの大型連休に突入しますが、9月28日~10月5日の間に約14本の新作が封切られる予定です。例年の国慶節期間と比べて、上映本数が最も多くなります。
そんな中、最も注目されている作品は、徐克(ツイ・ハーク)監督の最新作、3Dアクションミステリー映画『狄仁傑之神都龍王(Young Detective Dee: Rise of the Sea Dragon)』(仮:判事ディーと龍王)と、劉青云(ラウ・チンワン)と古天楽(ルイス・クー)がW主演する香港映画『逃出生天3D(Out of Inferno 3D)』です。
『狄仁傑之神都龍王(Young Detective Dee: Rise of the Sea Dragon)』(仮:判事ディーと龍王)は2010年の『王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件(原題:狄仁傑之通天帝國)』のエピソード0に当たる作品で、若き頃の判事ディーの活躍を描いています。前作と比べて怪奇ファンタジーの要素も取り入れられ、より豪華絢爛な映像が楽しめそうです。キャスティングは、武則天役に続投の劉嘉玲(カリーナ・ラウ)、判事ディー役には、『モンガに散る(原題:艋舺)』や『致我們終将逝去的青春(ソーヤング)』などでおなじみの人気若手・趙又廷(マーク・チャオ)が起用されたほか、馮紹峰(ウィリアム・フォン)、アンジェラ・ベイビー(楊頴)などが脇を固めています。
一方の『逃出生天3D(Out of Inferno 3D)』はサスペンス映画に定評のある彭氏兄弟(パン・ブラザーズ)が手がける作品で、火災をテーマにした3D大作です。劉青云(ラウ・チンワン)と古天楽(ルイス・クー)は異母兄弟という設定ですが、これまでの共演経験を活かして本物の兄弟さながらの息のあった演技が楽しめそうです。大型連休中はこの「大作同士」の一騎打ちから目が離せません!(ミン・イヒョウ)
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