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【エンタメ・ランキング】2013年9月第3週の映画、中国映画のラブストーリーが首位

2013-09-16 09:42:32     cri    

 中国最大手のポータルサイト「百度」の検索アクセス数で集計したランキングは、中国芸能界の全体の動きが分かる結果を示しています。

 今週注目の映画トップ5は以下のとおり:

 5位、20年ぶりに再上映の名作『ジュラシック・パーク3D(中国題:侏羅紀公園3D)』

 スピルバーグ監督のSF大作が公開20周年にあたる今年、3D版&IMAX 3D版として再上映されています。中国では8月末の封切りからこれまで、興行収入は3億元以上、2週連続で映画総合ランキングのトップに立っています。最先端の3D技術を駆使したことで、20年前に撮影されたシーンが新しく生まれ変わり、恐竜、森、滝なども一層リアルな映像で楽しめます。ジュラシック・ファンにとって、懐かしい作品を「新感覚」で鑑賞できるのは何より嬉しいことです。この20年間、10億人の観客を魅了したモンスター映画、その数字はさらに伸びそうです。

 4位、マット・デイモン主演の最新作『エリジウム(中国題:極楽空間)』

 アカデミー賞4部門にノミネートされた『第9地区』(2009)のニール・ブロムカンプが監督と脚本を、そして『ボーン』シリーズで知られる米人気俳優・マット・デイモンが主演を務めるSF大作が中国で好評上映中です。この作品では、現代の格差社会を地上と宇宙、ディストピアとユートピアに二極化した近未来世界に投影して、不平等なこの世を正すために上層統治者に戦いを挑んだ下層住民の姿を描いています。これまで、過激な暴力描写と非情なストーリー展開への賛否が分かれています。日本でのロードショーを来週に控えています。

 3位、話題沸騰中の3Dアニメ映画『モンスターズ・ユニバーシティ(中国題:怪獣大学)』

 来年度のアカデミー最優秀アニメ映画の有力候補といわれるこの作品は8月末から中国で公開されています。これは、2001年の『モンスターズ・インク』のプロローグであり、主人公・サリーとマイクの大学時代を舞台にした冒険を描いています。中国では、1億8000万元の興行成績をたたき出しており、ピクサー社のアニメ作品として、2010年の『トイ・ストーリー3』の中国での興行記録を見事に更新しました。

 2位、不滅の人気小説が再び映画化!『華麗なるギャツビー(中国題:了不起的蓋茨比)』

 F・スコット・フィッツジェラルドが1925年に発表した小説『グレート・ギャツビー』は過去、ブロードウェイで舞台化され、また何度も映画化されました。最新版映画はオーストラリア人のバズ・ラーマンが監督を務めています。出演はレオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートンと豪華な顔ぶれです。第66回カンヌ国際映画祭でオープニング作品として上映され、日本でも、早くも6月14日から公開されていました。豪華絢爛な衣装と小粋な映画音楽が楽しめることで中国でも好評を博しています。

 1位、中国映画の最新作『被偸走的那五年(The Stolen Years)』

 夏の終わりも近づき、この時期、ハリウッド一色になっていますが、そんな中、しっとりとしたラブストーリーは異色な存在かもしれません。若い女性読者から支持を集めた新世代女流作家、八月長安(バーユエチャンアン)の小説を映画化した恋愛ストーリーが高い注目を浴びています。主演は、『失恋33天(LOVE IS BLIND)』の大陸女優、白百何(バイ・バイホー)と台湾のイケメン俳優、張孝全(ジョセフ・チャン)。メガホンを取ったのは香港出身の女性監督・黄真真(バーバラ・ウォン)です。公開4日間で6700万元と、ラブストーリーにして好調な出足で、夏休みが終わっても、客足はしばらく伸びそうですね。この物語は、交通事故に遭った女性が眠りから目覚めると、新婚旅行後の5年間の記憶がなくなっていたというもので、彼女は、愛し合っていたはずの夫と5年前に離婚していたこと、親友・小環と仲違いしていたことを知ります。彼女と元夫の間に、彼女と親友の間に何が起きたのか、彼女は失われた5年を探しながら幸せを模索し始めるというストーリーです。(ミン・イヒョウ)

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